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理事会・評議員会・シンポジウムのお知らせ

2015年11月22日(日)に明治大学にて下記の通り理事会・評議員会・シンポジウムを開催します。
シンポジウムはどなたでもご参加できますので是非ご参加下さい。

日時:11月22日(日)
 10:30~12:30 理事会    明治大学研究棟4階第3会議室
 12:50~13:50 評議員会   明治大学グローバルフロント2階4021教室
 14:10〜17:45 シンポジウム 明治大学グローバル・フロント1階グローバル・ホール


シンポジウム詳細

新ICT時代の企業と社会の価値共創を考える ~企業人と研究者の対話を通して~
日時:2015年11月22日(日) 午後2時~午後5時40分
会場:明治大学 グローバル・フロント1階 グローバル・ホール    
後援:経済産業省、WICI ジャパン、日本IR 協議会

趣旨と背景:
今日、社会、経済、技術、経営環境の変化とスピードがグローバル・レベルで加速化しています。このような時代状況のもとで、企業の持続可能性に繋がる行動原理として、環境、社会および企業統治(ESG)の諸問題を踏まえたステークホルダーとの新たな関係性の構築が要請されています。例えば、企業の共有価値の創造論(M・ポーター)から日本企業の社会や顧客との価値共創論、ICTの発展に伴うクラウド、ビッグデータ、IoT等の技術インパクトによる企業と社会、顧客等との新たな関係性構築など、パラダイムシフトによるビジネスモデルの変革が必須になってきました。
すでに、IIRC(International Integrated Reporting Council)、GRI(Global Reporting Initiative ) やWICI (The World Intellectual Capital Initiative)などのガイドラインに沿って、①人的資本、社会関係資本、知的資本、自然資本、組織能力等の構造資本といった無形資産を組織的に識別し共有し、②それらをどのように組み合わせ組織が担う価値創造プロセスを組織のビジネスモデルとして形成していくかのナレッジ・マネジメントを進め、③これらを反映したステークホルダーとの持続的な関係形成を通して価値創造を目指すことに必須なツールとして統合報告書を作成する企業が最近増えています。
このような時代の社会的な要請に鑑み、シンポジウムでは、人的資本、自然資本、知的資本、社会関係資本の諸要素も含めた統合報告書の基準となるIIRC、GRI、WICIなどの開示フレームワークとそれらの評価と課題 (デファクトスタンダード化の行方) などについて、代表的な研究者を招聘して基調講演をして頂きます。また、先進企業の実践事例の講演に引き続き、3名の講演者によるパネル討論会を行ない、参加者との質疑も交えて本課題をめぐる対話から今後の産学連携の在り方についても可能性を探ります。

【プログラム】
開会挨拶: 風間信隆 経営関連学会協議会理事長・明治大学教授
総合司会: 植木英雄 経営関連学会協議会副理事長・東京経済大学教授
基調講演: 知的資本、社会関係性資本等の新たな資本要素に基づく統合報告書の意義と課題
WICIジャパン上級顧問、日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 花堂靖仁 氏 
実践事例の講演:
① 共有価値の創造と発信性で社会関係性を深化させる競争戦略-伊藤園他の事例を中心に-
(株)伊藤園常務執行役員、CSR推進部長 笹谷秀光 氏 (環境省、農林水産省大臣官房審議官、
関東森林管理局長等歴任)
② オムロンの企業価値向上の取り組み-企業理念経営の実践とエンゲージメントの融合の観点から-
オムロン(株) 執行役員常務 グローバルIR・コーポレートコミュニケーション本部長 安藤 聡 氏 
パネルディスカッション: 3名の講師  (プログラムは一部変更の可能性があります。)
閉会の辞: 吉岡正道 経営関連学会協議会理事・東京理科大学教授